帯状疱疹の治療

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帯状疱疹の治療

帯状疱疹の治療は時間との闘いです。できるだけ早い時期での抗ウイルス薬を用いた治療開始が欠かせません。抗ウイルス薬開始が早ければ早いほど帯状疱疹の重症化を防ぎ、帯状疱疹後神経痛になるリスクを減らせるでしょう。

 

ほとんどの帯状疱疹は外来通院で治療可能です。治療の柱は2つあり、1つ目が抗ウイルス薬、2つ目が痛みのコントロールです。

治療1.抗ウイルス薬

ほとんどの場合、抗ウイルス薬の内服で十分な効果が得られるでしょう。ただし効果が出始めるまでには2~3日程度の時間がかかることに注意してください。それまでは帯状疱疹ウイルスは皮膚や神経でどんどん増殖し続けます。増殖を抑え込むために、一刻も早い抗ウイルス薬開始が欠かせません。

 

アメナメビル、アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルが代表な帯状疱疹に対する抗ウイルス薬です。これらの抗ウイルス薬には、他の薬との飲み合わせに注意が必要となる場合や、腎臓の機能が低下している方に用いる際には薬の量を調整しなければならない場合があります。したがって帯状疱疹という同じ病気であっても、患者さんごとに処方される薬や量が異なるとご理解ください。なお帯状疱疹を疑って皮膚科を受診する場合は、お薬手帳や健診や人間ドックなどの血液検査結果を持参すると良いでしょう。

治療2.痛みのコントロール

抗ウイルスと並ぶ治療の柱は痛みのコントロールです。帯状疱疹では痛みを伴う場合が少なくありません。痛みはピリピリする程度の比較的軽いものから、激痛のために眠りが妨げられるほど強く出ることもあり、その程度はさまざまです。上記の抗ウイルス薬は痛みには効果がありません。そのため痛みが強い場合には鎮痛薬(痛み止め)を用います。

 

アセトアミノフェンや非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)が代表的ですが、非ステロイド抗炎症薬は腎機能を低下させる場合があるために抗ウイルス薬との併用が難しい場合もあります。これらの鎮痛薬で十分に痛みがコントロールできない場合には、神経原性疼痛治療薬(プレガバリン、ミロガバリンベシル)や副腎ステロイドなどの薬剤、さらには赤外線治療や神経ブロックなどの処置を行うこともあるのです。

 

抗ウイルス薬や痛みの治療以外に、皮膚病変の炎症を抑える非ステロイド系外用薬(ぬりぐすり)、びらんがひどい場合に使う細菌の二次感染を予防するための化膿疾患外用薬、潰瘍を生じた場合に使う潰瘍治療薬(貼り薬)などを患者さんの状態に応じて使用します。

帯状疱疹で入院する必要も

帯状疱疹で入院する必要も

多くはありませんが、帯状疱疹で入院が必要になる場合があることも知っておくと良いでしょう。

皮膚病変の範囲が広く複数の神経領域にわたっている、発熱を伴う、合併症(顔面神経麻痺、味覚障害、内耳障害、膀胱直腸障害、髄膜炎・脳炎など)がある場合には入院を検討する必要があります。入院で帯状疱疹を治療する場合の多くは、抗ウイルス薬を点滴で使用します。

京都市下京区に当院ではこれまで入院が必要な患者さんを的確に見極め、連携している施設へスムーズにご紹介してまいりました。どうぞお気軽にご相談ください。

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