帯状疱疹の後遺症

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帯状疱疹の後遺症

帯状疱疹の後遺症

帯状疱疹が治った後も後遺症(こういしょう)が残る方がいます。後遺症が残ると、特にしつこい痛みに悩まされる方が少なくありません。帯状疱疹は痛みをともなうことが多い病気で、皮膚症状(赤いブツブツやみずぶくれ)と同じ領域が痛くなります。ただし帯状疱疹患者さん全てに痛みが出るわけではありません。

 

痛みは皮膚症状よりも先行する場合もあれば、皮膚症状とほぼ同時期に痛くなるケースもあります。さらに皮膚病変からしばらく時間が経過した後で痛むこともあるので、油断はできないのです。

 

帯状疱疹で痛みが出る理由は、帯状疱疹ウイルスが知覚神経を傷つけるためです。帯状疱疹が治っても、傷んだ知覚神経は回復しないことが珍しくありません。その結果、帯状疱疹ウイルスそのものは沈静化しているにもかかわらず、神経痛として後遺症が残ってしまうのです。

 

帯状疱疹にかかると痛みが残る患者さんが少なくありません。特に3ヶ月以上の長期にわたって持続する痛みを帯状疱疹後神経痛(PNH: Postherpetic neuralgia)といい、日本皮膚科学会によれば帯状疱疹にかかった患者さんの少ないと思われるかもしれませんが、いったん帯状疱疹後神経痛になるととても辛い思いをします。痛みは年単位に及ぶこともあり、一生続くことも珍しくありません。

特に痛みが激烈である際には、日常生活や仕事が大きく妨げられます。

参考資料:公益社団法人日本皮膚科学会より

 

 

帯状疱疹後神経痛の治療

帯状疱疹後神経痛の治療は難しく、さまざまな治療法を駆使しても痛みを軽減できない場合もあります。そのため帯状疱疹そのものの予防、さらには帯状疱疹になった後の帯状疱疹後神経痛を予防、軽減することが欠かせません。

帯状疱疹後神経痛やその予防についての詳細は「帯状疱疹後神経痛の改善と予防」をご覧ください。

帯状疱疹の後遺症は痛みだけではありません。帯状疱疹は皮膚であれば身体のどこにでも起こる病気ですが、出現した部位によってはさまざまな後遺症を残します。以下に代表的なものを挙げますが、これらは皮膚科以外の診療科や入院での治療が必要になる場合が多いでしょう。そこで京都市下京区の当院では患者さんの病状に応じて最も適した施設にご紹介し、スムーズに治療が進むように心がけております。

帯状疱疹後神経痛の出現部位

帯状疱疹後神経痛の出現部位

耳や耳介や外耳道などの耳の穴の中に帯状疱疹が出ると、同じ側の顔面神経麻痺を合併することがあります。これは帯状疱疹ウイルスが顔面神経を傷つけることが原因で、ハント症候群と呼ばれます。顔面神経麻痺の合併症は、帯状疱疹が治まった後も後遺症として残ってしまう可能性もあるのです。

 

顔面神経は顔面の筋肉を支配しており、顔面神経麻痺により額のしわがなくなる、目を十分に閉じることができないなど顔の左右で表情が異なるようになります。そのほかで顔面神経は味覚や涙・唾液の分泌にも関係しているために味覚障害や流涙、目の乾き、口の渇きなどの症状が出ることにも注意してください。さらに耳や耳の穴の中に帯状疱疹が出ることで、聴力や平衡感覚が障害される方もいます。聞こえづらくなる、ふらつくなどの症状が出るのです。

 

また、帯状疱疹ウイルスが頭に入りウイルス性髄膜炎やウイルス性脳炎を起こすケースがあります。ただし頻度は多くありません。髄膜炎や脳炎では激しい頭痛や吐き気が起こり、重症化すると意識が障害され、生命の危険をともなうこともありえるのです。治療により一命をとりとめても脳のダメージが大きい場合には、重篤な後遺症が残ることがあります。

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